小さなお人形たちのためにドール服を作るときに、
これはあった方がいいよ!という裁縫道具を厳選して7つ紹介していきます!
ドール服は人間の服とくらべてパーツがとにかく小さい!
縫い代は数ミリ、指も入らない細い袖…
普通のお裁縫なら気にならないちょっとした道具の差で、仕上がりが違ってきます。
この記事はこんな人に向けて書いています。
- どの道具を買えばいいか迷っている人
- これからドール服を作ってみたい人
- 普通のお裁縫道具で作ってみたけれど、うまくいかなかった人
ドール服に向いた布や糸についてはまた別ページに紹介します😃
ドール服作りに頼りになる7つ道具
小さめの裁縫バサミ
クロバーのカットワークばさみ115をずっと愛用してます。切れ味がよく小回りが効くので布切りも糸切りもぜんぶこれ。ただ、裁縫バサミなので紙などは切らないように…
なぜ「小さめ」なの?
一般的な裁ちばさみは刃が長く、大きな布をまっすぐ切るのが得意ですが、
ドール服のパーツは手のひらに乗るくらいの大きさ。
襟ぐりや袖ぐりのカーブ、縫い代の切り込みなど、刃先を細かく動かす作業がほとんどです。
刃の短い小さめのハサミのほうがはるかに扱いやすく、狙ったところをきれいに切れます。
選ぶときのポイント
- 刃先までしっかり切れるもの(先端で糸1本が切れる)
- 手の大きさに合う持ち手
- 布専用にできること(紙を切ると切れ味が落ちます)
家庭科の授業のときに使った大きめの裁ちばさみをそのまま使う方が多いと思います。
はさみ自体は良いものなのですが、このはさみ、大きくて重いのです。
これを使って小さなパーツを切るのはけっこうな労力です。
よく切れる小さめのはさみを使ってみてください。作業の楽さにおどろかれるかと。

裁縫針
糸に合わせたものを数本。
60番ミシン糸がやっと通るくらいの細いものとしつけ糸用の少し太めのものと。
細い針を使う理由
ドール服の布は薄手のものが多く、太い針だと針穴が目立ったり、布が引きつれたりします。また、ドール服に小さなボタンをつけるときに太すぎる針だとボタン穴を通らないのです。
使い分けの例
- 本縫い・まつり縫い:60番ミシン糸が通る細い針
- しつけ縫い:しつけ糸が通る少し太めの針
針は消耗品です。先が丸くなってきたり、少しでも曲がったりしたら交換しましょう。
布に通すときに引っかかりを感じたら替えどきです。
わたしが使っている細い方の縫い針は、クロバーのぬい針「絆」薄地用メリケン針9です。
針の長さや細さがちょうど良くて愛用しています。
ただ針が細くて布の厚いところを縫う時に針の頭が指に食い込むので、指抜きはあったほうがいいです。
太い方の針は形から見て細めのフランス刺しゅう針のようです。


まち針
布同士を留めるための頭のついた針。
シルクピンなどの細いものがいいです。
布地が厚すぎるとシルクピンでは留まらないので普通の太いものもあると便利。
シルクピンをすすめる理由
ドール服のように小さなパーツをピン留めするときに、太いまち針を刺すと布がずれたり、刺したところに歪みが出たりします。
シルクピンは細いので小さなパーツにも刺しやすく、歪みが出にくいのです。

あると便利なもの
- ピンクッション(針山):細い針は落とすと見つけにくいので、使ったらすぐ戻しましょう
- 頭が耐熱のまち針:留めたままアイロンをかけられます
ドール服の教室に行ったときに先生から細いまち針をお勧めしてもらって、それからずっと細いまち針を使っています。

手芸用の鉗子
これもクロバーが出してます。襟などを縫って表に返した角を出したり、袖などの細い筒をひっくり返したり大活躍。
ドール服やぬいぐるみ作りで大活躍
人間の服なら手を入れて袖を表に返せますが、ドール服では指すら入りません。
鉗子は先端で布をしっかりつかめるので、細い筒の奥の布をはさんでスムーズに表に返せます。
先がロックできるので、つかんだ布が途中で外れにくいのもポイントです。
こんなところで活躍
- 袖・ズボンの裾など細い筒を返す
- 襟やカフスの角を返す
- ぬいぐるみなどの綿つめ
手芸用の鉗子がなかったころは、目打ちを使って無理やり表に返していました。もちろん筒を突き破ったり傷つけたりでキレイにできません。もう鉗子がなかったころには戻れない…!!

パッチワークこて
小さなアイロンのような道具で、縫い代を割ったり、折り目をつけたりするのに使います。
普通のアイロンではだめなの?
普通のアイロンは面が大きくて、ドール服の小さなパーツの押さえたくないところまで一緒にプレスしてしまいがちです。
こては先が小さいので、ピンポイントのアイロンがけができます。
こんなときに便利
- 縫い代を割る・片側に倒す
- 裾や袖口を折り上げる
- 細かいパーツの形を整える
縫うたびにアイロンをかけると、仕上がりがぐっときれいになります。作業机に置いておけるサイズなのもうれしいところ。
ドール服を縫い上げると、普通のアイロンでは肩などの立体的な部分をプレスするのが難しいです。
パッチワークこてなら奥までアイロンをかけられます。

目打ち
普通サイズのお裁縫にもなくてはならないニクいやつ。縫い目を解いたり裏返した角を出したり。布地を割くリッパーもあると便利。
ドール服での使い方
- 表に返したあとの角をきれいに出す
- ミシンで縫うとき、布を送る補助に使う(指では押さえられない部分に)
- 縫い目をほどく
- ボタン穴やスナップ位置に印をつける
角を出すとき力を入れすぎると布を突き破ってしまうので、少しずつ優しく押し出すのがコツです。

チャコペン
布に印をつけるためのペンです。
いろんなタイプのペンが出ていますが、わたしは水で消えるチャコエース1の紫を愛用中。
濃い色の生地にはアイロンチャコペンの白を。こちらはアイロンの熱で消えます。
2種類を使い分ける理由
チャコペンには、水で消えるもの・時間がたつと消えるもの・熱で消えるもの・洗って消すものなど、いろいろな種類があります。
生地の素材や色に合わせて使いやすいものを選びます。
わたしは木綿生地を使うことがほとんどなので、水で消えるものをメインに使ってます。
紫のペンは濃い色だと見えにくいので、濃い色の生地には白いペンを使います。
使うときの注意
- 本番の布に使う前に、端切れを使って消えるか試しておくこと
- 印をつけたままアイロンをかけると、消えにくくなるタイプがあるので注意

手芸メーカーの道具をすすめる理由
上の道具たちは百均でも同じようなものが手に入りますが、
わたしは手芸用メーカーさんの道具を使っています。
ドール服作りでは、道具の精度がそのまま仕上がりに出るからです。
ここに差が出やすい
- ハサミ:刃先までかみ合っているか、先端で細かく切れるかどうかは、
小さなパーツでは特に大事です。 - 針・まち針:針先の仕上げやなめらかさ。
薄い布ほど、引っかかりや針穴の跡が目立ちます。 - チャコペン:印がきちんと消えるかどうか。消えないと、せっかく作った服が台無しに…。
いつも手芸用メーカーさんの道具を使うので、たまに百均で買ったカッターなどを使うとその切れなさにびっくりします😳
道具の精度が段違いによくて、しかも丈夫なので壊れにくい。
手芸メーカーさんのものをお勧めする理由です。
手芸店に行くのがおすすめ
これらの道具はできれば手芸店に行って手に入れてきて欲しいです。
実際に手に取って持ち手の大きさや重さを確かめられるし、「ドール服を作りたい」と伝えればいろいろ相談に乗ってくれますよ!
よくある質問

最初から7つ全部そろえないとだめ?
まずはハサミ・針・まち針・チャコペンがあれば作り始められます。
鉗子・目打ち・こては、作っていくうちに「あると全然違う!」と感じる道具なので、
少しずつそろえていくのもおすすめです。

ミシンは必要?
ミシンは必須ではありません。手縫いだけでもドール服は作れます。
ドール服のデザインによっては手縫いでないと縫えない場所もあります。

普段のお裁縫道具と兼用でもいい?
使えますが、ハサミや針は大きすぎるとドール服では扱いにくいことがあります。
まずは手持ちのもので試して、使いにくいと感じたものから買い足すのがいいでしょう。

道具はどこで買うのがいい?
手に取って選べる手芸店がおすすめです。欲しい商品がこれと決まっているなら通販も。
まとめ
ドール服作りにあった方がいい7つ道具とは。
- 小さめの裁縫バサミ:細かいカーブや切り込みに
- 縫い針:細い針で小さくきれいな縫い目に
- まち針:細いシルクピンで跡を残さず留める
- 手芸用の鉗子:細い袖や角を返すのに大活躍
- パッチワークこて:小さなパーツにピンポイントでアイロン
- 目打ち:角出し・ほどき・ミシンの補助に
- チャコペン:布の色に合わせて2種類を使い分け
この他にもいろいろと便利な小道具がありますが、これはあった方がいい!のは上の7つかと。
これ以外の便利なものも追い追い紹介していきまーす😄


コメント
100均で買った消えるチャコペン引いた5秒後には無色になって行ったのでw色鉛筆タイプのを使ってますが、高いのは消えないんですね。後処理に困ることがあるので紹介されたタイプ買ってみます(^^)
あと、手芸用鉗子ってのがあったんですね。買ってみようかな。ピンセットでやるあのイライラがなくなるのならw
百均のチャコペンを買ったことがなかったのですが、5秒で消えるとは!😱
チャコエースは少々お高いですが、確実に数日は持ってくれます。数週間となると、時間と共に消えるタイプなのでだんだん薄くなっていきますが。
手芸用の鉗子はめちゃ便利ですよ〜ぜひ一度使ってみてください☺️